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Jun
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5月にピークを迎え、 6ヶ月連続で過去最高益の更新
今日 (8日)に導電性ペースト大手メーカーである勤凱科技 (4760-TW)は、5月の収益は台湾ドル 1.05 億元となったことを公表した。受動部品及び裏面電極型太陽電池用銀導電性ペーストの新規開拓に恵まれ、月間3.96%増加、年間121.78%増加、6ヶ月連続で過去最高を記録した。しかも3ヶ月連続で突破した億元(台湾ドル)の大台を維持している。5ヶ月間累計で台湾ドル 4.6 億元、年間の収益成長率 93.31%。
勤凱によると、受動部品需要、新規取引先、製品貢献度などの安定的な成長により、全体的な出荷好調を促進し、お客様側の稼働率向上に伴い、現時点では、新たな生産ラインへの対応に取り組んでいるという。
勤凱では、パンデミックの終焉を迎え、ポストコロナ時代の新たなライフスタイルに伴う社会変容により、クラウド、AI 関連製品の創出を促進し、5G インフラ整備が5G 利活用を加速させ、自動車産業の回復も電子部品業界の好調を促す。要するに、5G 利活用や自動車電子部品は受動部品の市場規模の拡大につながる。世界経済の回復に伴い、受動部品用導電性ペーストの需要も伸びていくと考えている。
勤凱の製品は、柔軟なカスタマイズが可能なのが特徴で、既存製品の安定した供給だけではなく、新たな分野での応用にも積極的に取り組んでいる。新製品として裏面電極型太陽電池用銀導電性ペーストは去年の年末より供給を開始し、お取引の確かな成長およびご注文の伸びが確保されたうえで、いよいよ量産へと移行し、収益と利益貢献度の向上が期待される。
出典:鉅亨網(anue)